向陽台病院は、長期療養を必要とする患者さまに対して療養上必要な医学的管理、看護、介護、リハビリテーションなどを提供する、千歳市内唯一の医療療養型病院です。
個室4室、2人部屋6室、4人部屋11室を用意しています。また、各部屋にカード式のテレビ、冷蔵庫を備え付けていますので、いつも快適にお時間をお過ごし頂けます。
一般浴室は、まるで街の銭湯を思わせるような大浴場で、その快適な空間は安らぎと温もりを与えてくれています。
また、特殊浴場はお体の不自由な方のためのリフトバスを設置しております。
私共、向陽台病院スタッフは患者さま皆様方が笑顔で療養される事を願い、日々の看護・介護に取り組んでおります。
施設見学やご質問などがございましたら、お気軽に当院スタッフにお声をかけてくださいますようお願い致します。
〒066-0057
【療養病床60床】
1人床4室、2人床6室、4人床11室
内科
リハビリテーション科
向陽台病院では、地域の皆様がより安心して医療を受けることができますよう、千歳地域外の医療機関との連携協定を締結し相談体制を整えています。
当院と協定を締結している医療機関は下記のとおりです。
〇 国立大学法人 北海道大学 北海道大学病院
〇 独立行政法人 国立病院機構 北海道医療センター
〇 社会医療法人禎心会 札幌禎心会病院
〇 JA北海道厚生連 札幌厚生病院
療養病棟入院基本料1<60床>
脳血管リハビリテーション(Ⅱ)
運動器リハビリテーション(Ⅰ)
認知症ケア加算(Ⅲ)
入院時食事療法(Ⅰ)及び入院時生活療養費(Ⅰ)
CT撮影及びMRI撮影
診療録管理体制加算(Ⅲ)
データ提出加算(3ロ)
患者サポート体制充実加算
入院ベースアップ評価料(14)
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
【入院基本料に関する事項】
当院は療養病棟20対1 入院基本料の届出を行っております。
当病棟では、1日9人以上の看護職員(看護師・准看護師)と看護助手8人以上が勤務しています。なお、時間ごとの配置は次のとおりです。
平日、朝9時から夕方17時まで、平均看護職員7人と看護助手6人が勤務し看護職員一人当たりの受待ち患者さまは10人以内です。
夕方17時から朝9時まで、看護職員2人と看護助手1人が勤務し、看護職員一人当たりの受け持ち患者さまは30人以内です。
【入院時の食事提供について】
当病院では、入院時食事療養(Ⅰ)の届け出を行っており、栄養管理士によって管理された食事を適時(夕食については、午後6時以降)、適温で提供しています。
【診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について】
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
【病室について】
4人部屋が標準となっております。
患者様の病状により、病室を移動していただくことがありますので、予めご了承ください。
差額ベッドについては以下の通りです。
| 2人部屋 | 1,100円/日 | クローゼット |
| 個室 | 3,300円/日 | クローゼット、バス、トイレ、電話(利用分は別料金) |
※0時での日付変更の区切りとなりますので、1泊2日の場合は2日分、5泊6日の場合は6日分となります。
【テレビ・冷蔵庫の使用について】
日額定額制(テレビ・冷蔵庫セットで 220円/日)となります。
詳しい利用方法はスタッフにお尋ねください。
・当法人が定めている「患者さまの権利」を受診・入院される皆さんと当院スタッフが尊重し、平等・公正な医療・介護を行います。
・十分な話し合いのもと、患者さんの意思を尊重した医療・介護を提供します。
・医学的適応・科学的見地に基づいた質の高い医療・介護の提供に努めます。
・院内会議等(向陽台会議、スタッフカンファレンス、等)の方針に従います。
・患者さんのプライバシーを尊重し、職務上守秘義務の遵守と個人情報保護を徹底します。
・終末期医療(人生の最終段階における医療)
当法人「人生の最終段階(看取り)に関する指針」を参考にして行います。終末期であることを客観的な情報に基づいて判断し、患者さん御本人の意思を尊重するとともに、患者さん・御家族と当院チームとの十分な話し合いにより方針を決定することを原則とします。また、可能な限り疼痛や不快な症状を緩和し、精神的・社会的援助も含めた総合的な医療及び介護を行います。なお、当院ではいかなる場合も積極的な安楽死や自殺幇助の行為は行いません。
・DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)の指示について
DNARとは「心肺蘇生を行わないこと」であり、主治医は心肺蘇生の有効性と限界について患者さんや御家族、代理人に説明を行い、理解と同意を求めます。その上で、
(1)患者さんが意思表示できる間に、延命治療等終末期医療に対する希望を確認し、それを尊重します。
(2)患者さんの意思が確認できない場合で、御家族等から患者さんの意思が推定できる場合は、それを尊重します。
(3)患者さんの意思が確認も推定もできない場合、御家族等との十分な話し合いで当方との意見の一致があれば、それを尊重します。
(4)患者さんの意思が確認も推定もできない場合で、御家族等の意見と当方の一致がみられない場合は、一致がみられるよう配慮を継続しつつ、日々の対応等に関してスタッフチームにて当院「臨床倫理の基本方針」(本指針1)に従い慎重に判断します。なお、当院ではいかなる場合も積極的な安楽死や自殺幇助の行為は行いません。
(5)必要に応じDNAR指示を見直し、その妥当性を再検討し、御家族等に説明します。
・身体抑制
当法人が定めた「医療安全マニュアル」に従います。身体抑制を行わない・回避することが前提でありますが、患者さんの安全を確保するために身体抑制・行動制限を実施する必要がある際は、その軽減・最小化(期間含め必要最低限に)と解除に向けて適切かつ継続的に取り組みます。患者さん・御家族、他患者さんの不安の軽減への配慮も要します。
・説明と同意
十分な情報を提供し、理解と自主的な同意を得た上で、医療・介護を提供します。
・自己判断・意思決定能力が低下・欠如している(意識不明等含め)患者さんへの対応
適切な代理人の方に説明し、同意を得ることとします。適切な代理人の方がいない場合は、担当者が当院「臨床倫理の基本方針」(本指針1)に従い判断します。
・法的判断能力のある患者さんの治療拒否
治療によって生じる負担と利益を提示し、その上で、患者さんは望まない治療を拒否できる権利を有します。ただし、感染症法等に基づき、治療拒否が制限される場合があります。また、必要に応じて院内会議等で検討し、その方針に従います。
・医療行為の妥当性
当院「臨床倫理の基本方針」(本指針1)に従って、判断します。
・真実の開示
当法人「個人情報安全管理マニュアル」に従いますが、原則として開示します。ただし、受診・入院される皆さんやその関係の方々が望まない場合はその意思を尊重します。
・献体・剖検、臓器提供
当法人で作成した「医療安全マニュアル」に従って対応します。
・当院「臨床倫理の基本方針」(本指針1)に従い判断します。
・必要に応じ院内会議等で十分な議論を重ね、その方針に従います。
・この指針は、定期的に院内会議等にて見直し・改訂を行い、運用していきます。
令和4年7月20日 制定・施行
〒066-0057 北海道千歳市若草1丁目10番11号
TEL:0123-28-2288 FAX:0123-28-2546
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