神経内科
神経内科では脳・脊髄および末梢神経や筋肉を内科的に診察いたします。
病気としては脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、脊髄小脳変性症、パーキンソン氏病、アルツハイマー病など多くの疾患があります。
頭痛がする。めまいやふらつきがある。手足に力が入らない。立ち上がりにくいし歩くことが不安定だ。また、話しにくいことや物忘れが気になる。同じ話を何度もすることがある。など様々な症状を診察いたします。
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| 午前(09:00〜12:00) |
磯部 |
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磯部 |
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午後(01:00〜06:00)
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「パーキンソン病」のお話し
ここ1年の千歳第一病院での神経内科診療の経験をもとにざっくばらんに市民の皆様方に,特にパーキンソン病の診療の情報をお伝えしたく存じます.
近年,パーキンソン病は病気の原因解明・治療法が格段に進歩しました.一般にも“パーキンソン病”は動きの悪くなってきた方に一般病院・クリニックあるいは家族や知人からも一般的に耳にする病名になってまいりました.これにはよい面と注意を要する面とをもっております.よい面としては,広く市民に浸透してきたことがあげられます.一方で,注意しなければならないことは,“パーキンソン病”は医師であれば,手足のふるえ,体の筋肉の硬さ,動きが鈍くなってくるなどがあれば,年のせいもあり“薬が効くから心配ないよ”と比較的重大に認識せず診断される病名かとも存じます.
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*安静時に“ふるえ”がありますが物を持つときに軽減します |
ところが,“本当にパーキンソン病である”ことを診断することは,実際はとても難しいことなのです.なぜならば,初発症状とその後の経過および“神経内科専門医”の詳しい診察が不可欠なのです.さらに他の様々なパーキンソン症候群が除外されて初めて診断がつくことになるからです(パーキンソン病ならではの脳の画像はありません).そして,確実な診断でなければ当然良い治療を受けられません.合わない治療薬のために薬剤性認知症になった患者さま,“抗うつ薬による薬剤性パーキンソン症候群をパーキンソン病と誤診”されている患者さまもいらっしゃいました.病初期のパーキンソン病は,どのようなパーキンソン病治療薬によっても,治療効果が確実に得られて最初は満足してしまいます.
しかし,初期治療が適切でなかったがために,病気の進行が早まったり,問題症状(運動症状の変動,幻覚・妄想など)が比較的早い段階から出現してきてしまうことが非常に多いのです.結果として,適切な治療をしなかったために病気の悪化が早い段階で出現することになってしまった結果と言わざるを得ません. 重要なことは,少しでもパーキンソン病かな?と思ったら,“神経内科専門医”を受診されることをお勧めいたします.確実な診断を受けることと病初期からその後の治療が何より大切なのです.その結果,安心してパーキンソン病と上手くつきあっていくことで,一生,人生を活動的にエンジョイした生活が送れることになるのです.
文責 医療法人同仁会 千歳第一病院 神経内科 磯部千明 |